2000-08-09 第149回国会 参議院 法務委員会 第1号
そこで、刑事局長に伺いますが、まず中尾建設大臣と若築建設が面識を持つきっかけになったのは、これは何といっても九六年に行われました墨田区向島の料亭波むら、ここで建設大臣就任披露パーティーが行われた、これが最初のきっかけだというように私は見ておりますが、こういう経過について調べておりますか。
そこで、刑事局長に伺いますが、まず中尾建設大臣と若築建設が面識を持つきっかけになったのは、これは何といっても九六年に行われました墨田区向島の料亭波むら、ここで建設大臣就任披露パーティーが行われた、これが最初のきっかけだというように私は見ておりますが、こういう経過について調べておりますか。
私どもの調査によりますと、九六年五月、二十二日にこの波むらという料亭で大臣就任披露パーティーの名目で行われたときに、若築建設の幹部が行っているわけですよ。そして、九六年のこの五月、さらに続いて七月四日にも波むらでまた行われています。ここには有力な政治家、建設省の幹部、例えば藤井建設事務次官、これは問題になっておりますが、こういう方が行っている。
○山田(正)委員 当時、いわゆる大臣官房技術調査室において天下りのいわば調整をしておったという事実が、仮に司直の調査によって明らかになったとすれば、当時、次官としては官房長という大事な職責にあって、そのことを知らないはずはなかったと考えていけば、いわば「波むら」で皆さん会食をし、ごちそうを受けている、いわゆるお金は払っていない等々を考えますと、非常に刑事犯罪に当たる可能性が十分あると考えられる場合であり
○山田(正)委員 大臣、大変厳しい、そしてこれまでにない新しい考え方で処せられると思っておりましたが、今お話を聞いておりますと、どうやら、この場合においては服務紀律に違反しないのではないか、二度目においても同じ「波むら」で、しかも同じ大臣から同じようなお誘いを受けながら、それでも特定の業者との接触になった、そう思われない。 しかも、大事なことは、その費用の負担をしなかったということ。